Webカラーセミナー【実例から学ぶWebサイトの色彩設計】に参加した。

株式会社エフシーゼロのヤマモトイズミさんに誘われて、5/28(土)に行われた【実例から学ぶWebサイトの色彩設計】セミナーに行ってきました。
講師は、フォルトゥナの坂本 邦夫氏です。

大まかな内容としては

  1. 配色ではなく色彩設計をしよう
  2. サイト運用のための色彩設計
  3. 実例10歳とから学ぶ色彩設計

の3つ。

坂本 邦夫氏については、ウェブ配色ツール Ver2.0などでも有名で、webデザインではあまり語られない「色彩計画」についての専門家です。近著にはウェブ配色 コーディネートカタログ(技術評論社)などがあります。

色彩計画には3つの要素があり

  1. 機能的な色彩
  2. 視覚的な訴求力
  3. 色彩戦略

これらに基づいて色彩計画をして行きます。

セミナーに参加しての感想ですが、今まで経験的に培ってきた内容に関して「それでよかったんだ」という確認ができてよかったと思います。
私自身は専門学校時代に色彩計画の授業があり、最低限の色彩計画についての知識はあったのですが、何ぶん大分前の知識だったため、「これでよかったのかな〜」と思う事しきり。
そういう部分がクリアになった事で参加したのは正解でした。

このセミナーについての報告ブログがいくつかあるのですが、意外だったのが「白黒での確認」という部分。

デザインカンプを制作している時に、どうもしっくりこないなーと思った場合、白黒にして明度を確認すると、カラーリングを見直すきっかけがつかみやすくなります。
個人的にはデフォルトな作業だと思ったのですが、意外とそうでもなかったようで・・・。
まとまりがない、ぼんやりしてると思ったら、白黒モードにしてみると、どこを見直せばいいかわかりやすくなります。

webデザインについては、効率的なコーディングや斬新な動きなど、「技」の部分にフォーカスされたものが多いような気がします(私が読むwebデザイン系の月刊誌はそんな感じ)。
しかし、モニターの向こうにいるユーザーの事を考えれば、色彩計画を含めアクセシビリティをいかに優先させるか、それをクライアントに納得してもらうには、どういった材料が必要かという事も非常に重要かと思います。

勿論、「技」フォーカスのサイトが悪いわけではなく、ターゲットがどこにあるかで、その優先順位は微妙に変わってくるとは思いますが。

webデザインの仕事をしている人や志望している人には、是非参加してほしいセミナーでした。
残念ながら終了してしまったので、興味のある方はウェブ配色 コーディネートカタログ(技術評論社)をどうぞ。

先に強く主張しておきますが、私は坂本 邦夫氏や技術評論社さんの回し者ではありませんwwww

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